ドラえもんミュージアムは子連れ向きと言うよりマニア向けだった

ゴールデンウィーク真っ只中、川崎市にある通称ドラえもんミュージアム(正式名称:藤子・F・不二雄ミュージアム)に妹家族(妹・妹夫・姪っ子6才)と私達家族(私・夫・娘4才)で行ってきました。
行ってみた感想は、タイトルにある通り、「子連れ向きと言うよりマニア向けだな〜。」でした。
その辺の事も含めて、行った時の様子をレポしたいと思います。

※本記事に記載の内容は、2018年5月時点の情報です。最新情報は施設のホームページなどでご確認ください。


施設内に駐車場がないので要注意

ドラえもんミュージアムは駐車場がありません。
そのため、基本的に車での来館をお薦めしていません。
でも、最寄りの駅から徒歩15分と、子連れには厳しい距離です。
登戸駅からは直行のバスが出ていますが、電車で行って、更にバスに乗り換えるのも、子連れには厳しいものがありますよねぇ。
この時点で、子連れ向きじゃないよな〜と思ってしまうのですが、私達は、近くの駐車場を利用しようということで、車で向かいました。

周辺には、それなりに時間貸し駐車場はあります。
ただ、どこも狭い!
数台しか停められないところばかり。
ミュージアムから近い駐車場ほど当然人気になりますから、すぐに満車になってしまいます。
私達が行った時は、駐車場前に空き待ちをしている車が数台並んでいたりして、空いてもすぐに埋まってしまう感じでした。
結局、私達は、ミュージアム前で降ろしてもらって、運転手の妹の旦那さんが、ちょっと離れた駐車場を何とか探して停めてきてくれました。

今回はゴールデンウィーク真っ只中ということもあり、こういう状況でしたが、通常はそこまでではないかもしれないですけど。

 

チケットは完全日時指定制

ご存知だとは思いますが、入館チケットは、完全日時指定制です。
ローソンチケットで購入します。
入館時間は1日4回で、10時〜・12時〜・14時〜・16時〜となっています。
大人1,000円、子供(4歳以上)500円です。

私達は、行く日の数日前にチケット購入をしましたが、その時点で16時〜の回しか空きがありませんでした。
ゴールデンウィークなど混雑が予想される時期は、早めの購入をお薦めします。

 

入館までのながれ

ミュージアムに着くと、入館の行列が出来ていました。
うわぁっ!と思いましたが、流れは早く、列に並んで5分程度で館内に入る事ができました。
完全予約制なので、待ち時間が長くならないようにちゃんとシステム化されてますね。

館内に入って受付をすると、「おはなしデンワ」という携帯電話の形をした音声ガイドが配られました。
子供用も用意されていて、人数分無料で貸出してくれました。
これを持って展示室に入り、音声ガイドを聞きながら作品をみます。

 

展示室はマニア向け

展示室は撮影禁止でしたので写真は撮れませんでしたが、ミュージアムらしく、藤子不二雄の原画作品等がガラスケースに等に入って展示されていました。
勝手にドラえもんの作品だけだと思っていたら、それ以外の作品も沢山展示してありました。
私達の世代でさえもあまり知らない昔のアニメ作品も沢山あり、正直ピンと来ないものが多かったです。
親でさえこれですから、子供達は全然ピンときてませんでしたよ( ̄▽ ̄;)。
娘は「つまんな〜い!」とちょっとキレ気味でした・・・・。

展示室の内容は、正直、大の藤子不二雄ファンとか漫画家を志している人とか、マニア向けのものだと思いました。

展示室2階のテラスに、ちょっと違ったテイストの場所が一箇所だけありました。
それが、『きこりの泉』。
全く目的が分かりませんが、レバーを漕ぐと、泉からイケメンジャイアンが現れます。

藤子・F・不二雄ミュージアム
きこりの泉

藤子・F・不二雄ミュージアム
きこりの泉 ジャイアン登場!

ジャイアンが出てくる。ただそれだけ。
う〜ん、シュール過ぎる〜ぅ。
たったこれだけなのですが、記念撮影用か、結構な行列ができていました。

そんな訳で、結構足早に展示室を後にしましたとさ。

 

展示室以外の館内施設(2階)

展示室を出ると、やっと、ちょっと子供達が喜びそうな場所が現れました。

まんがコーナー

まず、自由にまんがを読む事ができるライブラリースペース『まんがコーナー』。

藤子・F・不二雄ミュージアム
2階まんがコーナー

でも、ウチの娘はまだ字は読めませんから、ここはスルー。

みんなのひろば

お隣には『みんなのひろば』というスペースがありました。
そんなに広いスペースではありませんでしたが、こちらは4歳児でも楽しめるものがあったので、娘も遊んでいました。

藤子・F・不二雄ミュージアム
2階みんなのひろばにて

藤子・F・不二雄ミュージアム
2階みんなのひろば

藤子・F・不二雄ミュージアム
2階みんなのひろば もしもボックス

Fシアター

そして、『みんなのひろば』横には、『Fシアター』がありました。
『Fシアター』は、10分程度のオリジナルショートムービーが上映されるシアターです。
入館時に渡される入館券を提示すれば利用できます。

藤子・F・不二雄ミュージアム
2階『Fシアター』の入館券

ウチの娘は興味を示さず、入りませんでしたが・・・・。

キッズスペース

写真は撮れませんでしたが、授乳室併設の『キッズスペース』がありました。
ちょっとしたオモチャ等が置いてあり、未就学児までが靴を脱いで利用するようになっていました。
清潔感があり、小さな子には楽しそうなスペースでした。

 

屋外スペースの様子

2階からテラスに出て、3階屋上にも登ることができます。
屋上は緑が多く、開放的な空間でした。

藤子・F・不二雄ミュージアム
3階屋上庭園『はらっぱ』

フォトスポットが何箇所かありました。

藤子・F・不二雄ミュージアム
3階屋上庭園フォトスポット オバQと

藤子・F・不二雄ミュージアム
3階屋上庭園フォトスポット ドラミちゃんと

藤子・F・不二雄ミュージアム
3階屋上庭園 フォトスポット

それ以外にも、ドラえもんの空き地にある土管が再現されたもの等がありましたが、子供達が多過ぎて写真に撮ることはできませんでした。

また、3階には、オリジナルのメニューが楽しめるミュージアムカフェや、『どら焼き』・『暗記パンラスク』が買える小さなお土産ショップがありました。

うちの子たちは、屋上でただひたすら走り回っていました。
それって、わざわざここでやらなくても、近所の公園でできるじゃん!
そうツッコミを入れたくなったのは言うまでもありません。

 

最後はミュージアムショップを通って出口へ

最後は1階に下りて、ミュージアムショップを通って、出口へと向かう形になります。
GW中ということもあり、ミュージアムショップは大変な混雑でした。
人ごみが嫌いなので、足早に立ち去りたかったのですが、子供達が『タケコプター』を発見。
せがまれて、それだけ購入して帰りました。

ちなみに、ミュージアムショップのそばに、子供用のトイレが完備されてましたよ。

藤子・F・不二雄ミュージアム
1階に子供トイレ完備

 

まとめ

藤子・F・不二雄ミュージアム

住所: 〒214-0023神奈川県川崎市多摩区長尾2−8−1
TEL: 0570-055-245(9:30〜18:00)
営業時間: 10:00~18:00 休館日:毎週火曜日・年末年始
ホームページ: 藤子・F・不二雄ミュージアム

勝手に評価

個人的満足度 ★☆☆☆☆ ドラえもんやその他の藤子不二雄アニメが特に好きな訳でもないので、正直楽しめませんでした。子供が楽しんでいた訳でもないので。
清潔感 ★★★★☆ 全体的にきれいでした。
接客 ★★★☆☆ 嫌な感じは受けませんでしたが、マニュアル通りの接客って感じ。
赤ちゃんおすすめ度 ★★☆☆☆ 赤ちゃん設備は完備されているので連れて行っても問題はないですが、赤ちゃんが楽しめる感じではないかな〜。キッズスペースか屋上の庭園で遊ばせるくらいしかやることないと思います。
未就学児おすすめ度 ★★☆☆☆ ドラえもん大好きな姪っ子でさえ、展示室は退屈そうでした。『みんなのひろば』や屋上の『はらっぱ』があって少しは救われた感じ。まあ、子供料金500円だから、こんなもんかな〜。

ドラえもん大好きな子供を喜ばせたくて連れて行くと、期待はずれな結果になってしまうかもしれません。
子供を連れて行って問題はありませんが、楽しめるかと言うと微妙・・・・。
オタク的にアニメにハマっている小学生とかなら話は別かもしれませんが。

子供向けと言うより、マニアックな大人向けのミュージアムだと思いました。
展示室で藤子不二雄作品をじっくり見て、その後屋上庭園などでリフレッシュしつつ、ドラえもんたちと記念撮影みたいな。

我が家的には1回行けば十分な場所でした。

 

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