もう3ヶ月近く前の話になってしまいましたが、家族3人で、長野県の蓼科にある『蓼科親湯温泉』というお宿に泊まってきました。
その時の様子を、前回の記事に引き続き記していきたいと思います。
良かったら前回の記事と併せて読んでみてください。
※本記事に記載の内容は2019年10月の情報です。最新情報は施設のホームページなどでご確認ください。
食事処は子連れに嬉しい個室席
温泉宿に泊まったら、楽しみの一つはお食事ですよね〜。
このお宿は、夕食・朝食共に食事処での食事でした。
食事処は本館にあって、私たちが泊まった『蓼科倶楽部』というタイプのお部屋は別館だったので、別の建物になるので少し歩きました。
食事処の入口はこんな感じでした。

大正・昭和初期の洋館の雰囲気でお洒落〜。
こういう雰囲気大好き♡
ワクワク♪期待値が上がります。
スタッフの方に案内されて、長い廊下を進みます。

廊下もいい雰囲気ですね〜。
どの席も完全に個室になっています。
テーブル席もありましたが、私たち家族が案内されたのは座敷でした。
たぶん、小さな子ども連れなので座敷席を用意してくださったんだと思います。

座敷席の様子

座敷席の様子 別アングルから
空間に余裕のある個室で、他の人に気兼ねせず、家族3人でお食事できたので快適でした。
娘には、子ども用の椅子も用意されていました。
この個室座敷なら、娘が途中で眠くなってしまっても問題ありませんでした。

眠くなってしまった娘
和フレンチな夕食の様子
では、お待ちかね、夕食の内容をレポっていきます。
まずは、子ども用の食事から。
子どもの食事は、一番最初に提供されました。
子どもは長く待っていられませんからね。
ご配慮ありがとうございます。

美味しそう♡
ウチの子が食べれそうな料理が多くて安心しました。
ただ、けっこうなボリュームで、小食の娘はだいぶ残してしまいました。
とは言っても、ウチには大食いのパパがいますから、パパがほとんど食べてくれちゃいました。
子ども用の食事は、3歳までのお子様料理・4歳以上のお子様料理・小学生のお子様料理とそれぞれ料金設定が違うので、食事内容ももしかしたら違うのかもしれません。
それとも食事のボリュームが変わるのかな?
ごめんなさい、その辺の詳細は分かりませんが、ちなみに娘は6歳未就学児なので参考までに。
で、大人のお食事です。
和フレンチをベースにした『蓼科 山キュイジーヌ』 というお料理になります。
『キュイジーヌ』ってなんぞや?と思い、Google先生に聞いてみたら、「フランス語で『新しい料理』 を意味し、料理や見せ方などの方法・スタイルの一つである。正餐用の料理に比べて、軽く繊細で、印象的な盛りつけ方に特徴がある。」と書いてました。
なんとなく分かったような、分からないような。
まあ、細かい事は気にしないってことで、お食事紹介していきます!
まずは『お口はじめ』。

お口はじめ
グラスに入ったムースから時計回りに説明すると、『焼きナスのムース ウニのソースをのせて』・『信州ハーブ鶏のスモーク キャビア添えて』・『チーズバンズ フランボワーズとピスタチオと共に』・『鰹のタルタル』です。
どれも凝っていてお洒落なお料理です。
もちろん、お味もGOOD!
私は特に焼きナスのムースが気に入りました。
次は前菜。

前菜
サーモンから時計回りに、『信州サーモンのコンフィ ビーツのマリネ』・県産牛とキノコのパテ』・『焼き芋』です。
繊細で塩分控えめながらコクがあり上品なお味でした。
次にスープ。

スープ
『市田柿のスープ』です。
柿のスープって珍しいですね。
スープ好きの私的に、とーっても美味しかったです。
次は魚料理。

魚料理
『まとう鯛のチーズパン粉焼き 海老のムース詰め』です。
これもとっても美味でございました。
次に肉料理。

肉料理
『蓼科牛のソテー 2種の味わい シャリアビンソース&安曇野産のきざみわさび』です。
特にきざみわさびを乗せて食べるのが美味しかったぁ〜。
次はご飯物。
蓼科スープカレーか焼き味噌茶漬けを選べたので、パパはスープカレー、私はお茶漬けを選びました。

スープカレー

お茶漬け
スープカレーも味見させてもらいましたが、私的には圧倒的にスープカレーの方が美味しかったです。
売店でスープカレーのレトルトが売っていたので、お土産に買って帰ろうと思ってたのに、すっかり忘れてしまって残念。
そして、最後がデザート。

デザート
『秋のデザート5種盛り』です。
もう3ヶ月近く前なので、正直デザートに関してのお味はうろ覚えな部分もあるんですが、たしか、全体的にさっぱりしていて、最後の満腹なお腹でも完食してしまいました。
ごちそうさまでした!
美味しかったです。
量的にも充分で、満腹満足でした。
ちなみに、沢山食べる方で、もしお料理が足りなかったら、単品で注文できるアラカルトもあるので安心ですね。

アラカルトメニュー
そうそう、飲み物について書くのを忘れていました。
お酒は、地酒や長野ワイン・地ビールなど地元産のお酒が沢山ありました。
ビール好きのパパは地ビールを、アルコールには強いけど特段お酒好きではない私は『五一ワイン』の白をグラスで頂きました。
あまり味の違いなど分からないですが、美味しく頂きました。

ソフトドリンクに関しては、一般的なジュース類に加えて、信州のももジュースやりんごジュースなどがありました。
信州りんごジュース3種飲みくらべもありました。

以上、夕食についてのレポートでした(^^)。
素敵な空間で、家族水入らず、美味しいお料理を頂いて、大満足です。
和朝食の様子
朝食も、前日の夕食と同じ食事処の同じ個室でした。
メニューはこんな感じになってます。
ちなみに、朝食に関しては、子どもも大人と同じお料理です。

前菜・一の膳として小皿に6品出てきました。

前菜六品
右上から時計回りに、野沢菜ゴマ油炒め・出し巻き卵・ハタ酒粕漬け・ほうれん草の胡麻和え・自家製おから・木の子のおろし和えです。
お野菜の蓼科高原サラダは、サラダバー形式になっているので、自分でとりに行き、好きなものを好きなだけよそえます。
とは言っても、野菜の種類は多くなかったので、そんなに沢山はいらないかな〜という感じでした。

蓼科高原サラダとお漬物
そして、鍋物の湯豆腐です。

蓼科山湧水豆腐の湯豆腐
最後にごはんと味噌汁です。

ごはんと味噌汁
お味のレベルはとても高く美味しく頂く事ができました。
ただ、ちょっと量が少なく、物足りなさを感じたかな〜。
ヘルシー志向なメニューだったので、量も少なめにというコンセプトだったのかもしれません。
それと、子どもにも同じメニューだったのが、残念でした。
娘が食べれるのはごはんと味噌汁とかろうじて出し巻き卵くらいで、娘のテンションが下がってました(^~^;)。
子どもが食べやすいお子様御膳を別に用意して頂くと嬉しかったです。
自家源泉の温泉を子連れ目線レポ
続きまして、温泉の様子をレポートします。
子ども連れですので、子連れ目線のレポートになります。
まずは前情報としていくつか。
泉質は単純温泉(弱酸性低張性低温泉)になるそうです。
温泉は、露天風呂付きの大浴場が男女それぞれあり、それとは別に女性専用の露天風呂が1つあります。
そして、家族で入れる貸切露天風呂もあります。
なお、今回、女性専用の露天風呂には入ってませんので、そちらのレポートはありませんのであしからず。
家族で入った貸切露天風呂
貸切露天風呂は、予約制になってます。
チェックインの際に予約します。
利用時間は30分で、宿泊者は無料で利用できます。
30分は短い気がしましたが、洗い場はなく、温泉に浸かるだけなので、ちょうど良い時間でした。
(大浴場に洗い場はあります。)
時間になったらフロントで鍵を受け取って、お風呂に行きます。
貸切風呂は、壁で仕切られて3つ(4つだったかも?)ありますので、もらった鍵の扉をあけて利用する形になります。

扉前にて
扉を開けると、いきなり露天風呂になってました。
ちゃんとした脱衣所はなく、お風呂手前のちょっとしたスペースで脱衣をします。
ということは、もちろん屋外なので寒い!
急いで服を脱いで、速攻お風呂にざぶーんという感じです。
これに関して、まあ、ウチの娘くらいの年齢になれば問題はありませんが、赤ちゃん連れには利用しずらいんじゃないかな?と思いました。
ベビーベッドは特になく、クーハンが置いてあるだけ。
そのクーハンも棚の上に置いてあって、棚の上では使えないので、どこか床に置かないといけませんが、クーハンが置けるようなスペースもありません。
よってクーハンは何の意味もなさないような気がしました。
パパが赤ちゃんを抱っこしている間に、ママが先に服を脱いでお風呂でスタンバイして、その後赤ちゃんを脱がしてママに引き渡し、パパは最後に服を脱いでお風呂に入るみたいな段取りになっちゃうのかな〜。
また、発泡スチロール製のようなバンボもありましたが、これも、安定して置くスペースがなく、使い用がない気がしました。

貸切露天風呂のバンボ
湯船自体は、家族3人で入るにはかなりゆったりしていて、木立の中の温泉で、森林浴をしながらの露天風呂は大変に気持ち良かったです。

畳敷きの大浴場
大浴場は、他に人もいたので写真は撮れませんでしたので、記事だけでご了承ください。
大浴場は、広過ぎず、狭くもなく、ちょうど良い広さだったと思います。
大浴場の特徴は何と言っても、床がタイルなどではなく、畳敷きというところだと思います。
これなら、赤ちゃんや小さな子どもが滑って転ぶ心配もないし、転んだとしても柔らかいので安心です。
畳敷きということで雰囲気もあってGOODです。
大浴場に併設の露天風呂も良かったです。
近くに川が流れていて、川のせせらぎを聞きながら入る露天風呂は風情がありました。
とても気持ち良かったです。
ただ!一点だけ子連れ目線で気になったことがありました。
脱衣所も広々していて良かったのですが、ベビーベッドがありませんでした。
これ、赤ちゃん連れには厳しいですよね。
お母さんが着替えてる間、赤ちゃんは何処にいればいいの?
冷たい地べたに寝かせるのは不憫ですし、危ないです。
腰掛け用の長椅子がありましたが、幅が狭いので、ここに赤ちゃんを寝かせておくのも気が気ではありません。
う〜ん、ちょっと赤ちゃん連れが利用するには厳しいんじゃないかしら・・・・。
ウチの娘はもう6歳なので、特に問題ありませんでしたが。
赤ちゃん連れで宿泊をお考えの方は、その点ご注意くださいね。
宿内のその他の設備
そんなに広くはありませんでしたが、お土産屋さんありました。

とっても素敵なバーラウンジもあります。
沢山の本があるので、本を片手にバータイムorコーヒータイム、良さそうですね♡

自動販売機各種ありました。
山奥の一軒宿で、まわりにお店やコンビニなどは一切ないので、こういう自販機は有難いですね。
夜食を食べたいパパ、アイスクリームが大好きな娘には助かりました。

まとめ

蓼科親湯温泉
住所 | 〒391-0301 長野県茅野市北山蓼科高原4035 |
電話番号 | TEL:0266-67-2020 |
ホームページ | https://www.tateshina-shinyu.com/ |
勝手に評価
個人的満足度 | ★★★☆☆ | 雰囲気・夕食とても良かったです。朝食が物足りなかったのと、お部屋の水周りが臭かったのが残念。 |
接客 | ★★★★★ | 丁寧な接客で、外国人の従業員さんも頑張っていて好感が持てました。 |
清潔感 | ★★★☆☆ | 前述通り、部屋の水周りが臭かったのが気になりました。また、ぱっと見はきれいですが、細かい所を見ると掃除が今一歩な気がしました。 |
赤ちゃん連れオススメ度 | ★★★☆☆ | 温泉の設備が、赤ちゃん連れには利用しづらい気がしました。 |
未就学児オススメ度 | ★★★★☆ | 朝食が大人と同じメニューだった事以外は、小さな子ども連れでも不便に感じる事はありませんでした。 |
良い点もたくさんありましたが、気になる点もそれなりにあって、評価付けしちゃうとそんなに高評価にはなりませんでしたが、トータル的に見ると良い温泉宿だったと思います。
ただ、前述通り、温泉に赤ちゃんと入るのには厳しいのかな〜という気はしました。

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